個人院帝王切開費用いくら?自己負担が大きすぎるし限度額申請も間に合わない!

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日本の分娩において、帝王切開の割合は年々上昇傾向。

厚生労働省によると、直近データ(令和2年)では帝王切開の割合は日本全体の分娩数の27%。

つまり4人に1人が帝王切開で分娩していて、この数字は恐らくこれからも上昇していくものと考えられます。

ここで気になる事の一つは「帝王切開費用はいくら?」ということ。

「帝王切開費用」とグーグルで調べると「22万円かかって自己負担6万円です」なーんて文言が検索結果の一番上にあって目に飛び込んできますが、そんな事はありません。

私の場合帝王切開自己負担額は、出産一時金と高額療養費制度適用後137,504円でした。

帝王切開は、特に緊急の場合限度額認定の申請が間に合わない可能性が大です。

この記事では、帝王切開費用の自己負担について私の実際の請求書を用いて詳細解説します。

何が起こるか分からない命がけの出産。お金の心配だけは取り除いておきたいですよね。

合わせて、帝王切開で保険はいくらおりたのか、出産費用をお得にできる方法を教えちゃいますので是非読み進めてみてください♪

Lunaアバター
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帝王切開の費用は一体いくらかかるの?

実際の帝王切開の自己負担金額や保険がおりた金額も大公開&解説!

緊急帝王切開時の診療費と支払いについて

結論から言うと、夜間緊急 帝王切開費用の自己負担額は137,504円でした。

私は請求書を見た時、一瞬時が止まりました。

「た、高すぎではないか?出産一時金42万円でトントンと聞いていたが……!?」と。

何にそんなにかかったのか細かく説明します。

また、診療費を窓口で支払う際にお得になる方法を紹介します♪

帝王切開の割合は年々増加傾向

私は予定より1ヶ月早くの36週1日に、帝王切開で出産しました。

それを聞いて「え〜!大変だったね……」と話していた友達もその1ヶ月後に緊急帝王切開。

周りの友達も帝王切開がとても多いです。

「帝王切開の割合は年々増えている」の厚労省のデータを身近で実感しています。

厚労省令和年報告書 P.20(1)検査等、手術等、放射線治療の実施状況 2)分娩等の状況

私は「自然分娩 陣痛緩和方法」とYouTubeで調べまくり、自然分娩で産むものとしか考えていませんでした。

緊急で帝王切開になったショックが一番大きかったのですが、その次にあまりに帝王切開費用自己負担金額の大きさに衝撃を受けました。

産後の精神状態にはきついですよね。笑

Luna
Luna

出産は何が起こるか分からないよね。

帝王切開も他人事ではない…。

しっかり支払いのイメージもしておこう!

夜間 緊急帝王切開費用 請求書

それでは早速、私の実際の請求書を大公開していきます。

  1. 負担金……保険適用のもの
  2. 食事負担金……食事代(保険適用外)
  3. 保険外合計……保険適用外のもの
  4. 代理受取額……出産一時金(直接支払制度利用のため既に引いてくれる)
  5. 妊婦合計負担額……出産一時金を引く前の合計額
  6. 今回の請求額……窓口で支払うもの

写真2枚目の保険外88,000円は全て「新生児保管料」です。

新生児保管料は保険適用外なのでめちゃくちゃ高くつきました。

私は個人病院だったので、全体的に高くなった可能性もあります。

そんなこんなで、窓口で支払った総額は239,100円と想定外の大出費。

実際には、私の退院後10日間、体重が軽くて子どもだけ入院してたのでもっとかかってますが金額忘れました。笑

帝王切開費用については、病院やその状況によって違いますので参考まで。

緊急帝王切開は限度額申請が間に合わない可能性大

私は緊急帝王切開だった事もあり限度額申請が間に合いませんでしたので、窓口での支払いが高額になってしまったのです。

予定帝王切開なら限度額申請ができたかもしれませんが、緊急だったのでそうもいかず。

退院後すぐに高額医療費制度の申請をし、約2ヶ月後に101,596円が振り込まれました。

出産費用をお得に支払う方法

予想外の帝王切開で限度額申請間に合わず「え!窓口支払い高額!」となりました。

なんと!しかしこれが結果オーライ。

窓口で239,100円を全てクレジットカートで支払いポイントGet!笑

後に高額医療費制度を利用し、医療費は一旦窓口でクレジット払いがお得♪と知ったお産でした。笑

キャッシュに余裕がある人は、「限度額申請は便利!絶対事前に発行しておくべき!」という概念はもはやとっぱらって、限度額申請はせずに後に高額療養費制度を使うのもあり

私の夫は産前に「出産一時金も直接支払い制度を使わずその分もクレジットで払い、後に出産一時金をもらった方が得だ」と話していました。

その場合、産後私の会社に直接請求しないといけなかったので「産後に面倒なことしたくない」と思って直接支払い制度を利用しました。

結局高額療養費も申請するならそうすればもっとお得だったのかも〜?と今では思っています。

そもそも私は凄く不思議に思っていたのですが、何故みんな医療費を現金払いしてるんだろう?

産婦人科の待ち時間が鬼のように長い時はボーッと皆さんの支払い方法をみていたのですが10人中9人は現金払いだったような気がします。

なんでクレジットで払わないのだろう?

妊婦健診は基本的に無料で受けられますが、細々と検査代とかお薬代とか支払いが必要な場面が出てきます。

頑なに現金主義な人をたまーーに見かけますが、そうでない限りキャッシュレスで支払う方がお得ですよね。

帝王切開費用 出産一時金と高額医療費適用後の自己負担額

出産一時金の引き上げを自民党首相へ要望提出していますね!

いや、本当足りないですもん!笑

出産一時金と実際の支払いは現行の42万円だと田舎ならトントン、都会ではかなりオーバーになるようです。

私の場合も出産一時金と高額療養費使っても手出し137,504円でしたから……。

本当に足りなさすぎ問題。

因みに、周りのママ友で子供の保育器料金がかからなくても、個人病院で陣痛促進剤+帝王切開なども自己負担13万円だったと話していました。

また、総合病院でも個室に入れば1日1,1000円かかったなど結構保険外出費が多かったようです。

帝王切開費用 保険はいくらおりた?

帝王切開は医療保険金や女性特約の対象になる!というのはもう皆さん知っていますね。

保険に入ってて良かった〜と思う瞬間でもありますよね。

私は帝王切開の手術中「これで保険金がでるな〜いくらになるっけな〜。保険証券旦那に持ってきてもらお〜」と考えていました。笑

ここでは、帝王切開をした場合の保険金請求の一例を紹介します。

【帝王切開費用の保険金項目と金額例】

  • 手術……100,000円
  • 入院……5,000円/日
  • 女性疾病入院給付金……5,000円/日
  • 通院費……3,000円

という内容であれば、帝王切開後の入院が10日と傷口手当のための通院1日であれば203,000円の保険金がおります。

一時的に137,504円も出ていってしまったのでこれだけすぐに返ってくるのは本当にありがたいですよね。

帝王切開費用の自己負担金は137,504円で保険金は203,000円おりた!差額65,496円!

Luna
Luna

ここで、「プラスになってる!?保険入ろう!」と思った方!

気をつけてね!

この差額65,496円は全然プラスじゃないです。

これまでに支払った保険料はいくらかを考えるとマイナスです。

因みに私は1年間に10万円を4年間支払ってきていました。

なので合計40万円のうち20万円返ってきたという感じですね。

「全妊婦さんは医療保険入るべき、女性特約をつけておくべき」や「帝王切開で保険金おりた!出費0!黒字!」という声をよく聞きますが、決してそういうわけではありません。

Luna
Luna

保険料いくら払ったのかな?

トータルそれは本当にプラスなのか?

帝王切開費用まかなう医療保険は本当に必要なのか

帝王切開費用の足しするため医療保険は加入しておくべきなのか?

結論からいうと「保険によるし、人にもよるので”入るべき”とか”入る必要なし”は分かりません」。

帝王切開に限らず、医療保険やがん保険について私の結論はこうなります。

「高額療養費があるから保険は不要!今すぐ解約すべき!」みたいな過激な意見をSNSでよく見るし、それを鵜呑みにして「解約してきました!」という人もいます。

また別の記事で説明しますが、高額療養費は全ての医療費に適用になるわけではありません。

保険不要論は万人には当てはまらないので鵜呑みにしないでほしいなと思います。

かといって、保険会社や金融窓口で将来の病気について脅され促され不要なものまで加入するのもNG。

Luna
Luna

それでは、私自身の例でみていくね。

FPの保険加入例は?

私はこれまで4年間、毎年10万円の合計40万円保険を払っていて、帝王切開により203,000円返ってきました。

そして今後6年間保険料を10万円を払い続け合計100万円の保険料支払いになります。(10年で払込終わりで一生涯保障続く)

1度帝王切開をすると次からも帝王切開が通常なので、2人目3人目を考えるのであれば単純に考えて合計609,000円返ってきますね。

今後私は出産だけでなく、大なり小なり病気をして手術したり入院したりがきっとあると思っています。

100万円支払って一生涯その保障が続くのであれば少し安心だし、私にはこれ以上の保険は不要だと思っています。

今回の私の帝王切開費用自己負担金額のように高額医療費を使っても保険外で支払うものが多くて、しかもその時年金暮らしで収入が少なくて。

なんて時に今自分が加入している保険があるなら少し安心かもと想像するのです。

結果どうだったかを今知ることができる人なんていませよね。

逆に「自分の将来の医療費は貯蓄や投資で増やしながら準備したい」という方は保険には入らずにその分投資に回すと良いと思います。

そんなこんなで、医療保険は本当に必要か?を考えた時「保険によるし、人にもよるので”入るべき”とか”入る必要なし”は分かりません。自分の未来をよく考え想像しましょう」という結論になります。

医療保険加入を検討する際によく考えてほしいのは、保険料と保険金をよく照らし合わせて欲しいという事。

帝王切開費用自己負担まかなう医療保険要否を考える材料

簡単に、必要かどうか?を考える材料をあげておきます。

  • 自分に将来かかりそうな医療費額と保険金額(何人産むのか、どれくらい手術や入院しそうか)
  • 一生涯に払う保険料
  • 高額医療費制度
  • 医療保険料に係る所得控除

以上のことをよく考えて、どんな意見も鵜呑みにせず、また不必要に保障を大きくしたり沢山加入しないように気をつけましょう。

保険に「儲かる儲からない」という概念は持たない方が良いです。

「儲かりたい」のであば投資をしましょう。

儲かるために保険に入るのではないです。

まとめ

緊急帝王切開費用の自己負担額は、出産一時金と高額療養費も利用して手出し137,504円でした。

この大部分を占めているのは赤ちゃんの「新生児管理保育料」で1日11,000円かかりました。

新生児管理保管量は、保険適用外なのです。

緊急帝王切開だったので、限度額申請は間に合わず窓口で支払ったのは239,100円。

後に高額医療費制度を利用し申請から約2ヶ月後に101,596が口座に入金されました。

しかし、お得に出産費用が支払えたので今となっては限度額申請間に合わなくて良かったなーと思っています。

現金主義でなければ、医療費もクレジットで払いましょう。

キャッシュに不安がなければ、限度額申請は利用せずに後に高額医療費制度の利用がお得になります!

また、帝王切開で保険いくらおりたかというと、203,000円です。

帝王切開に備えて医療保険は本当に必要かどうかについては「加入する保険によるし人にもよるので分かりません」。

「高額医療費があるから医療保険不要論」を鵜呑みにせず、でも不必要な保障や保険に入らないように注意してください。

とても大事なことなので「よくわからないけど誰かに聞いたから」という理由だけで決めないようにしましょう。

この記事で、医療保険を考えるための材料をまとめましたので、是非参考にしてくださいね。

何が起こるかわからない、命がけの出産。

まさか自分が緊急帝王切開になるなんて夢にも思っていませんでした。

お金の心配だけなはないように準備しておきましょう♪

ちなみに、メインのクレジットカードのおすすめは、リクルートカードです。

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