S&P500をわかりやすく解説!オルカン結局どっちがいいの?

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投資について勉強し始めると「S&P500」というワードをよく耳にすると思います。

投資系YouTuberたちが口を揃えてオススメしているものですね。

動画を見たという友人からよく聞かれるのは「ところでS&Pって何?」ということ。

S&P500に投資をするなら、しっかりとそれが何なのかについて知っておいた方が良いです。

なぜ下がったのかな?なぜ上がったのかな?が理解出来ると投資も楽しくなります。

この記事では、S&P500について超分かりやすく専門用語を噛み砕きながら説明していきます。

また、合わせてよく聞く「オルカン」と比較しながら解説していきます♪

Luna
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「どんなものに投資してるのかな〜」を理解出来るようになろう!

S&P500とは?

私は「SNSには投資に関する過激な言葉が多くて怖いなぁ」と思っています。

「何も考えなくていいから、取り敢えずS&Pに突っ込んどけ!」みたいな発言をよく見ます。

大事なお金を使うので、たかが少額積立だとしてもある程度知って考えた上で投資してほしいです。

そうは言っても難しく考えはじめて投資が億劫になるのも良くないので、S&Pを分かりやすく説明いていきますね。

S&P500を分かりやすくいうと?

S&P500は米国を代表する株価指数の1つで「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス」という企業が算出してるもの。

S&P500は米国の代表企業500社の株価を基にして株価が算出されています。

S&P500は米国株式市場全体の約80%の企業価値や規模を数値化したもの(時価総額)を反映しているので、アメリカの経済動向を見るのに参考になる指標です。

株価指数とは日本でいうと代表的なものに日経平均株価がありますね♪

S&P500とNYダウの違いは?

米国の代表的な株価指数は「ダウ・ジョーンズ工業平均株価」でよく「NYダウ」と呼ばれています。

ニュースなどで株価のお知らせがある時は日経平均やNYダウですよね。

S&P500とNYダウは何が違うの?と疑問が浮かびますよね。

大きな違いは、株価算出方法や組み入れられている企業数が違います

だけど、どちらもアップルやジョンソンエンドジョンソンなど大きな企業を主に扱っているのでほぼ動きが変わりません。

画像元:Google Finance URL =https://www.google.com/finance/quote/.INX:INDEXSP?comparison=INDEXDJX%3A.DJI&window=5Y

過去5年間のS&P500とNYダウのチャートを比べてみます。

青線がS&P500で、黄線がNYダウです。

どうですか?そんなに大きく変わりませんよね。

強いて言えば、NYダウの方が値動きの方がS&P500に比べて大きいのでリスク幅が大きいと言えます。

NYダウは30社しか組み入れられてないのに対してS&P500は500社組入られています。

S&P500に投資をする方がNYダウに投資をするよりも「リスク分散が出来ている」と言えます。

S&P500とNYダウ構成銘柄比較

S&P500とNYダウの構成位銘柄を見てみましょう!

下の表はyahooファイナンスで2022/5/28時点の時価総額の大きい順になっています。

S&P500NYダウ
アップルアップル
マイクロソフトマイクロソフト
アマゾン・ドット・コムジョンソン&ジョンソン
アルファベットユナイテッドヘルス・グループ
ジョンソン&ジョンソンエクソン・モービル
ユナイテッドヘルス・グループJPモルガン・チェース・アンド・カンパニー
エヌビディアプロクター・アンド・ギャンブル
メタ・プラットフォームズウォルマート・ストアズ
エクソン・モービルビザ
10JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーシェブロン
11プロクター・アンド・ギャンブルホーム・デポ
12ウォルマート・ストアズファイザー
13ビザコカ・コーラ
14シェブロンメルク
15マスターカードベライゾン・コミュニケーションズ
16ホーム・デポウォルト・ディズニー
17イーライ・リリーシスコ・システムズ
18ファイザーマクドナルド
19バンク・オブ・アメリカインテル
20バークシャー・ハサウェイナイキ
参考:yahooファイナンス URLhttps://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/ranking/?kd=4&idx=%5EGSPC

上位2つは同じですが、3位以下は順番が違ったりお互いにないものがあったりしますね。

S&P500の構成銘柄の選定基準は規模がある程度大きくて(時価総額が一定以上)、4期連続黒字の会社など基準をクリアした銘柄が選ばれています。

NYダウはアメリカの経済誌「ウォールストリート・ジャーナル」(日本でいうと日経新聞)という新聞の発行をしているダウ・ジョーンズ社が算出しています。

Luna
Luna

S&P500はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出していたね!

NYダウは上場している企業の中から、主に企業の成長性や評判、持続性を重視して構成銘柄が選定されているようです。

S&P500は定量的(数値や数量)に考慮して構成銘柄が選定されていて、NYダウは定性的(数値化できないもの)に考慮して選定されているのが分かります。

S&P500とNYダウ比較まとめ

S&P500NYダウ日経平均株価
算出元S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社ダウ・ジョーンズ日経新聞社
銘柄数50030225
算出基準
時価総額一定以上
・四半期連続黒字
・流動性
・企業の評判
・持続的な成長
・投資家の関心の高さ
市場での売買における流動性が高いものから、業種が偏らないように選定
・日経平均選定基準参考:日経平均プロファイル 日経の指数公式サイト/日経新聞社URL:https://indexes.nikkei.co.jp/en/nkave/newsroom ・S&P500、NYダウ選定基準参考:マネクリ/マネックス証券 URL:https://media.monex.co.jp/articles/-/16705

S&P500とNYダウを比較しました。

S&P500は定量的、NYダウは定性的に銘柄選定をしています

S&P500は業績など厳しい基準にクリアした企業のみで構成されます。

NYダウは評判が良く、誰もが知っているような企業が選定されていています。

選定基準は違えど、どちらも米国を代表する大企業が入っているのでチャートで見ても大きく差がなかったですね。

S&P500は企業業績も重視しているいるので、米国の経済成長の見通しや動向を測るに適しているものと見られています。

定量的にしっかり見られている事や500社に分けて分散投資できるとういう点では、投資先として安心感あるな〜と個人的には思います。

オルカンとは?

オルカン、オルカンとよく聞きますが、これはオールカントリーの略です。

全世界株式のことですね。

このオルカンはとても人気で、S&P500と方を並べてYouTubeやTwitterなどSNSでよくオススメされている投資先の一つです。

オールカントリーなので、日本や米国、中国など国を超えて様々な企業が組入られています。

とはいえ、ほとんどの商品が米国の割合が大きいですが。

S&Pも一緒なのですが、オルカンに投資をする!と行っても様々な運用会社がオルカン銘柄を取り扱っているのでその中から選ぶ必要があります。

それぞれ運用会社によって構成比率(米国株何%で日本株何%で…など)や、購入手数料、信託報酬が違うので好みの運用会社から選ぶと良いですね。

私はできるだけ手数料の低いものを選んでいます♪

S&P500とオルカンどっちがいいの?

S&P500とオルカンどっちかいいですか?という質問をよく見ます。

特にどちらか選ばなければいけないというわけでもないので、どっちも保有してみたらいいと思います。

選ぶとしたら〜と、選ぶための材料を2つを少し紹介しておきます。

・過去の推移をチャートで比較する

・手数料

S&P500指数とS&P500&オルカン某商品チャートで比較

S&P500指数とオルカン某銘柄、S&P500某銘柄の動きをチャートで見てみましょう。

このチャートはグーグルファイナンスでチャート5年分を比較したもの。

商品推奨のようにはしたくないので、ここでは商品名を隠しておきます。

S&P500某銘柄は、S&P500指数と同じ値動きを目指す商品のため線がピッタリかぶってます。

どうですか?動きの幅が大きいのはS&P500ですね。

S&P500は米国企業しか入ってませんが、オルカンは日本や中国ヨーロッパの代表的な株式も入っています。

分散投資されているので値幅がオルカンの方が小さくなります。

どちらもコロナショック以降右肩上がり♪

どちらがいいよーってこともないのですが、よりリスク幅を小さくして運用したいということであればオルカンを選ぶと良いです。

米国企業だけの方がわかりやすいし、やっぱり米国が強い!と思えばS&P500で構成された商品で良いと思います。

Luna
Luna

手数料はそれぞれ気になる商品ごとに比較してね!

安いものがおすすめ!

S&P500もオルカンも長期つみたて投資が安心

S&P500もオルカンも特にどちらかに選ばないといけないというわけではないので、検証という意味でもまずは少額ずつつみたてを初めてみてもいいですね。

また、チャートを見ても長期投資がいかにリスク幅を小さくできるかがわかります。

上には過去5年間のチャートを示しましたが、過去1年のものを見てみましょう。

グーグルファイナンスチャート:www.google.com/finance/?hl=ja&gl=JP

過去1年間だけを切り取ったチャートは5年間のものにくらべてガチャガチャで、上や下に触れる幅が大きいことがわかります。

つみたての効果は以前の記事でまとめた通り。⇨「【2024から】新NISAをわかりやすく注意点も解説!オススメつみたてNISAも詳しく易しく解説

なぜ長期つみたてがいいのか?の理由はチャートで一目瞭然ですね。

まとめ

この記事では、S&P500をなるべく専門用語をさけ、わかりやすく解説しました。

S&P500米国企業の業績などの定量面で厳しい選定基準をクリアした500社が選ばれているもの

一方NYダウは、評判や人々の関心など定性的な面を重視されていることがわかりましたね。

どちらも、大企業で構成されていることがわかりました。

またオルカンは米国への投資比率が大きいものの、米国株の他に日本や中国、ヨーロッパなどの代表的な企業の株も組み入れられています。

オルカンを保有することでS&P500に入っている銘柄を購入することにもなります。

より分散されてるものがいいのか、米国だけに集中して投資したいのかで選択できそうですね。

S&P500とオルカンどちらがいいか?は、自分がどんな投資をしたいかにもよりますね。

どちらを選ばないといけないということもないので、少額ずつみたてしてみるのもアリだと思います!

因みに私は、どちらも保有しています♪

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